ライフイベント表で将来の支出を見える化する方法
家計のことを考えるとき、今の収支だけに目がいきがちですよね。でも実は、今後10年、20年とこの先に待っているイベントごとに、どのくらいお金が必要なのかを把握しておくと、心の余裕が全然違ってきます。
それを可能にしてくれるのがライフイベント表なんです。自分や家族の未来の出来事を書き出すだけで、お金の流れが驚くほどクリアになっていく感覚があります。
ライフイベント表って、そもそも何を書くものなの?
ライフイベント表というのは、自分や家族の将来の予定や目標を時系列で整理した一覧表のことです。たとえば子どもの入学や卒業、マイホームの購入、車の買い替え、旅行の計画なんかを年ごとに書き込んでいく。そしてそれぞれのイベントに、いくらぐらいお金がかかりそうか大まかな金額を記入していきます。
日本FP協会が提供しているテンプレートなんかを使うと、家族の名前と年齢を入れるだけで後は自動計算してくれたりするので、すごく便利だなって思います。
どんなイベントを書き込めばいいの?
正直、最初は何を書けばいいのか迷うんですよね。でも大きく分けると以下のようなものが対象になるかなと。
- 子どもの進学や習い事の費用
- 家族旅行や記念日のイベント
- 住宅ローンの完済時期や車の買い替え
- 自分たちの老後生活の開始時期
- 親の介護が必要になる可能性
こうやって並べてみると、人生って本当にいろんな節目があるんだなって実感します。細かいイベントまで入れておくと、あとで「そういえばあの時期にこれもあった」ってなりにくいです。
実際に作ってみると、意外とシンプルで楽しい
ライフイベント表を作るのって難しそうに聞こえるかもしれませんが、やってみると案外シンプルなんです。必要なのは家族の名前と年齢、そしてイベントの内容と費用。これを表にまとめていくだけ。
Excelやスプレッドシートを使えば計算も楽ですし、紙に手書きでも全然問題ありません。
まずは家族の基本情報を整理する
最初のステップは、家族全員の名前と現在の年齢を表に書き込むこと。そこから1年ごとに年齢を増やしていく形で、10年後、20年後までの枠を用意します。
この時点で「ああ、10年後には子どもがこの歳か」なんて気づきがあって、ちょっと感慨深い気持ちになったりします。
| 西暦 | 夫(年齢) | 妻(年齢) | 長男(年齢) | ライフイベント | 費用(万円) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025年 | 38 | 36 | 8 | 長男小学校入学 | 15 |
| 2027年 | 40 | 38 | 10 | 家族で海外旅行 | 50 |
| 2031年 | 44 | 42 | 14 | 長男高校入学 | 30 |
| 2034年 | 47 | 45 | 17 | 長男大学入学 | 200 |
| 2040年 | 53 | 51 | 23 | 住宅ローン完済 | 0 |
イベントごとにざっくりとした金額を入れていく
次に、それぞれのイベントに必要な費用を調べて記入します。教育費や旅行代、車の購入費用といった情報はネットで検索すれば相場がすぐわかる時代ですから、完璧な数字じゃなくても大丈夫。
むしろ「だいたいこのくらいかな」っていう感覚で書いておく方が、後から修正もしやすいです。実際、計画って変わっていくものですからね。
定期的に見直して現実に合わせる
ライフイベント表って、一度作ったら終わりじゃなくて、年に一回とか節目ごとに見直すのが大事だなって感じてます。
たとえば予定していた進学先が変わったり、思わぬ出費が発生したり。そういう変化に合わせて修正していくと、常に現実に即した計画を保てる気がします。見直すたびに「ああ、ここまで来たんだな」って達成感も得られますし。
見える化すると、対策も立てやすくなる
ライフイベント表を作って一番よかったと思うのは、漠然とした不安が具体的な数字に置き換わったことです。
「将来お金が足りるのかな」っていうモヤモヤが、「この年に〇〇万円必要だから、それまでに貯めよう」っていう明確な目標に変わる。そうなると行動もしやすくなります。
支出のピークがいつ来るか、一目でわかる
表を眺めていると、どの時期にお金がたくさん出ていくのかがすぐわかります。たとえば子どもが大学に入学する年は教育費が一気に増えますし、その直後に車の買い替えが重なったりすると「あ、これはちょっと大変かも」って気づける。
そうしたら今のうちから貯蓄を増やすとか、支出を見直すとか、早めに手が打てるんですよね。
家族で話し合うきっかけにもなる
ライフイベント表って、一人で作るよりも家族みんなで作った方が絶対いいと思います。配偶者や子どもと一緒に「何年後にこんなことしたいね」って話しながら作ると、お互いの希望や夢が見えてきて楽しいんです。
それに、全員で将来のことを考えることで、お金に対する意識も自然と高まっていく感じがします。
貯蓄目標が具体的になって、モチベーションが上がる
「なんとなく貯金しなきゃ」じゃなくて、「5年後の旅行のために年間〇〇万円ずつ貯める」って明確になると、貯蓄のモチベーションが全然違ってきます。
目標が具体的だと、無駄遣いを減らそうって気持ちも自然と強くなる。ライフイベント表って、家計管理の強い味方だなって本当に思います。