家計簿が続かないのは性格の問題ではなくやり方に問題がある

「今度こそちゃんと家計簿をつけよう」そう決めてノートを買って、最初の3日だけは頑張れる。でも1週間もしたら、レシートは財布の中でくしゃくしゃになって、結局また挫折してしまう。そんな経験はありませんか。

真面目な人ほど「自分はズボラだから続かないんだ」って落ち込むんですよね。でも実際は、そもそも家計簿自体が面倒すぎるんです。収支を1円単位で合わせようとしたり、食費を「外食」「食材」「お酒」って細かく分けたりしていたら、誰だって疲れます。完璧を目指そうとすればするほど、継続は難しくなるんですよ。

家計簿の目的って、別に会計士になることじゃないですよね。「なんとなくお金の流れを把握したい」「無駄遣いを減らしたい」程度のことなら、もっと簡単な方法で十分なんです。

続かない理由は、完璧主義にあった

家計簿が続かない最大の原因は、頑張りすぎることなんですよね。項目を細かく分けすぎて、どこに何を入れるか迷ってしまう。レシートがない支払いをいちいちメモするのが面倒になる。100円のズレを探して何度も電卓を叩く。こんなことをしていたら、そりゃ続きません。

それに、家計簿をつけること自体が目的になっちゃってる人も多いです。「貯金を増やしたい」「無駄遣いを減らしたい」っていう本来の目標が曖昧だと、「今日は疲れたから明日でいいか」ってなりがちなんですよね。気づいたら1ヶ月分のレシートが溜まってて、もうどうでもよくなる。

最低限これだけでOKという管理方法

じゃあどうすればいいのかっていうと、最初から完璧を目指さないことです。項目は5個くらいで十分。もっと言えば、「固定費」と「変動費」の2つだけでもいいくらい。まずは大まかな流れをつかむことが大事なんですよ。

以下のような分け方なら、迷う時間も減って続けやすくなります。

項目 内容
固定費 家賃・光熱費・通信費・保険料など、毎月決まった額
食費 食材・外食・お酒をまとめて一括管理
日用品 洗剤・ティッシュなど生活に必要なもの
交際費 飲み会・プレゼント代など人付き合いの出費
その他 上記以外の雑費全般

スーパーで食材と日用品を一緒に買ったときも、いちいち分ける必要はありません。レシート1枚を「食費」にまとめちゃえば、それで十分なんです。細かく分けるのは、数ヶ月続けてから考えればいいこと。

記録の手間を最小限にする工夫

毎日ノートに書くのが苦手な人は、クレジットカードやスマホ決済を使うと楽になります。利用明細が自動で残るから、後からまとめて確認できるんですよね。現金だとレシートを保管しないといけないけど、カード払いならその手間がなくなる。しかもポイントも貯まるから、一石二鳥です。

家計簿アプリも便利ですよ。レシートを撮影するだけで自動入力してくれたり、銀行口座と連携して収支を自動計算してくれたり。スキマ時間にスマホでパパッと入力できるから、忙しい人でも続けやすいんです。

1円単位で合わせる必要はない

「収支が合わない!」ってイライラしたことありませんか。100円のズレを探して何度も計算し直したりして。でも正直、そこまで神経質になる必要ってないんですよね。ざっくり把握できていれば十分なんです。

むしろ1円単位で合わせようとすると、自販機で買った飲み物とか、交通ICの細かい利用とか、全部メモしないといけなくなる。そんなの続くわけがありません。最初のうちは、月の収支が数百円ズレててもOKくらいの気持ちで。

大事なのは、全体的なお金の流れを見ることです。「今月は外食が多かったな」「日用品にこんなに使ってたんだ」って気づければ、それで目的は達成できてますよね。

見直しは月1回だけでいい

家計簿をつけたら、月に1回くらい内容を振り返る時間を作りましょう。毎日見直す必要はありません。月末に「今月の食費は3万円だったな」「来月は外食を減らそう」って確認するだけでOK。

振り返りのポイントは以下の3つです。

  • 予算と比べて使いすぎた項目はどこか
  • 前月と比べて増えた支出は何か
  • 来月減らせそうな出費はあるか

この3つを確認するだけで、無駄遣いのパターンが見えてきます。細かく分析する必要はないんです。「あ、外食多かったな」って気づければ、それだけで意識が変わりますよね。改善は少しずつでいい。焦って完璧を目指すと、また続かなくなっちゃいます。

自分に合った方法を見つける

家計簿のつけ方には正解がありません。手書きが好きな人もいれば、スマホアプリの方が性に合う人もいる。エクセルで自分なりにカスタマイズしたい人だっています。大事なのは、自分が続けられる方法を選ぶことなんです。

手書き派?アプリ派?それぞれのメリット

手書きの良いところは、書くことで出費を実感しやすいこと。レシートを見ながら「こんなに使ったんだ」って記憶に残るんですよね。でも毎日書くのが面倒って人には向きません。

アプリは入力の手間が少ないのが魅力です。自動連携機能を使えば、ほぼ何もしなくても収支が記録される。忙しくて時間がない人にはピッタリ。ただしスマホ操作が苦手な人にはハードルが高いかもしれませんね。

方法 向いている人 メリット
手書きノート 書くのが好き・じっくり振り返りたい人 出費を実感しやすい、自由度が高い
アプリ 忙しい人・スマホに慣れている人 自動入力で楽、グラフ化で分かりやすい
エクセル PC操作が得意・カスタマイズしたい人 項目を自由に設定できる、計算が正確

どれが正解ってわけじゃないんです。試してみて、続けられそうなものを選べばいい。「これじゃないとダメ」って決めつけると、また挫折の原因になっちゃいますよ。

目的を明確にすると続けやすくなる

「なんのために家計簿をつけるのか」ってところをはっきりさせておくと、モチベーションが保ちやすいです。「年に1回は旅行に行きたい」「子どもの教育費を貯めたい」「毎月3万円貯金する」とか、具体的な目標があると頑張れるんですよね。

目標は途中で変わってもいいんです。最初は「無駄遣いを減らす」だったのが、続けているうちに「投資資金を作る」に変わったりする。むしろ、家計簿をつけることで新しい目標が見えてくることもあります。

大事なのは、「家計簿をつけること」自体を目的にしないこと。あくまでも、目標を達成するための道具なんです。そう考えれば、完璧じゃなくても気にならなくなりますよね。

続けるコツは「いい加減」でいること

結局のところ、家計簿を続けるコツって「頑張りすぎないこと」なんですよ。1円単位で合わせなくていい、項目は5個くらいでいい、毎日つけなくてもいい。そのくらいゆるい気持ちでやった方が、長く続きます。

3日坊主になっても、また再開すればいいだけの話です。「またダメだった」って落ち込む必要はありません。何度でもやり直せばいい。その繰り返しで、自分に合ったやり方が見つかっていくんですよね。

完璧な家計簿なんて、最初から目指さなくていいんです。ざっくりとお金の流れがつかめれば、それで十分。その「ざっくり」が継続につながって、結果的に無駄遣いを減らすことができるんですよ。